流行りのウェルネスツーリズムって? 旅の計画はSNSで!トラベルインフルエンサー広告の有効性
この記事でわかること
ー今注目のウェルネスツーリズムとは?
ー旅行の計画ではSNSの情報がどのくらい重視されているのか
ー「トラベルインフルエンサー」を活用した広告の効果
目次
1. 旅先で癒しを。流行中の「ウェルネスツーリズム」って?
2. 北海道はアドベンチャートラベルの適地!
3. SNSを活用して、自分に合った旅行スタイルをリサーチ?!
4. 「トラベルインフルエンサー」×広告の影響力
5. まとめ
登場人物
仁くん
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26歳、ある企業のマーケティング担当をしている若手熱血ビジネスマン。
ちょっぴりどんくさいところがあるが、周りから好かれている。
美月さん
29歳、プロジェクトマネージャーで仁君の先輩。しっかり者で頼れる存在だが、方向音痴でオフィス内でもよく迷子になる一面も。紅茶好きで、午後にはお気に入りのマグカップを片手に現れる。
旅先で癒しを。流行中の「ウェルネスツーリズム」って?
最近忙しい日が続いているので、気持ちをリフレッシュさせて自分を見つめなおす機会がほしいんですよね…
それなら旅行はどう?!気分転換になるよ!
旅行は好きなんですけど、今は忙しく観光地を巡るより、ゆっくり心を落ち着かせたい気分なんです。
それなら「ウェルネスツーリズム」はどうかな?
体や心を癒したり、健康にまつわる様々な体験をしたりすることを目的にした旅のことだよ!
ウェルネスツーリズムとは、
・旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に気づく旅
・地域の資源に触れ、新しい発見と自己開発ができる旅
・原点回帰し、リフレッシュし、明日への活力を得る旅
のこと。
出典:Arakawa M. Chapter 20, “What is Wellness & Wellness Tourism?” Handbook of Japanese tourism. MHM Limited 2024.
*荒川雅志. アフターコロナの旅と健康~ウェルビーイングを達成する新しいウェルネス、ウェルネスツーリズムの定義、Precision Medicine. 6(2), 59-62 2023
荒川雅志, NPO日本スパ振興協会編著:ウェルネスツーリズム~サードプレイスへの旅~, フレグランスジャーナル社, 2017.
ゆっくり休みながら、気持ちのリフレッシュもできるなんて良いですね!行ってみたい!!

「ウェルネスツーリズム」は今、世界中で注目されているんだけど、特に日本では旅行者の47%が「ウェルネス&リトリートにプライオリティを置きたい」と答えていて、すごく関心が集まっているんだよ!
出典:PRTIMES、心と身体を癒すウェルネストラベルと手頃な価格で付加価値があるホテルが来年のトレンドに - Hotels.com、2023年の旅行トレンドに関する国際意識調査を発表
“健康”や“癒し”への意識が高まっているんですね!
琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野の調査によると、2020年から2025年までの5年間に、世界のウェルネス市場は年平均9.9%の力強い成長を遂げることが予測されているんだ。中でもウェルネスツーリズム産業分野は20.9%とウェルネス市場の中でトップの伸び率が予測されていて、顕著な成長を遂げると期待されているよ!
へぇ!その「ウェルネスツーリズム」ってどこでできるんですか?
日本全国に、海や山、伝統文化や食をテーマにした事例があるんだけど、今回は「北海道」を例に紹介するよ!
「北海道」はアドベンチャートラベルの適地!
北海道はウェルネスツーリズムの一種「アドベンチャートラベル」の適地なんだよ!
「アドベンチャートラベル(AT)」とは、
一般的に『アクティビティ』『自然』『異文化体験』の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態。アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々と双方向で触れ合い楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような体験ができる。
たとえば北海道では
1.世界自然遺産の知床など「美しく雄大な自然」や「豊かな食」
2.アイヌ文化や、世界文化遺産の縄文遺跡群といった「北海道独自の文化」
3.サイクリングやカヌー、スキーといった「多様なアクティビティ」
などがあり、これらを一年を通して楽しめる環境が整っているのが北海道の強みなんだ!北海道は観光施策の柱の一つとしてアドベンチャートラベルを位置づけているんだよ。
うわぁ!今すぐ北海道へ行きたくなってきました!
実はウェルネスツーリズムも多様化が進んでいて、近年は「型にはまらない旅行」を好む人が増えているんだ。
「料理講座」「スポーツ旅行」「瞑想会」などの従来の形に加えて、「森林浴」「笑い療法」「フルーツ収穫」「養蜂」「キノコ採り」「植物写生」なども人気が高まっているよ!
色々調べて、自分にあったウェルネスツーリズムを見つけてみてね!
出典:一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会、【ATTAレポート】アドベンチャートラベルトレンド2023

SNSを活用して自分に合った旅行スタイルをリサーチ?!
いろんな体験ができるんですね...!どれも面白そうだけど、正直どう調べたらいいか、旅行前にいつも困るんです…みんな、どうやって旅行に関する情報を集めているんですか?
僕はやっぱり日常的に使うSNSから情報収集することが多いかな!周りもSNSで調べている人が多い印象だよ!
全国474名の18~59歳の男女を対象に調査を実施した結果、「旅行先を選ぶ際に、SNSの情報をどの程度重視していますか?」という質問に対し、「かなり重視する(17.0%)」、「重視する(43.8%)」で6割以上のユーザーが旅行先を選ぶ際に、SNSの情報を重要視しています。

「トラベルインフルエンサー」×広告の影響力
旅行の時もSNSが役立つんですね!特にどんなアカウントを見ているんですか?
実は旅行に特化したインフルエンサー、いわゆる「トラベルインフルエンサー」という方々がいるんだよ!
旅の様子を、ただ投稿するだけじゃなく、投稿を見た人たちが同じように楽しめるように宿泊場所や移動手段、食事、アクティビティなど詳しい情報を発信してくれているんだ!
あ、僕も見たことあります!ほとんどのSNSユーザーが一度はこのような投稿に触れたことがあると思います!
インフルエンサーの影響力は大きいからね!
これはインフルエンサー全体の話になるんだけど、全国の男女1,000名を対象に「過去1年間で、どのくらいの頻度でインフルエンサーや芸能人、 まとめアカウントによるPR投稿を目にしましたか」と質問した結果、「ほぼ毎日」が27%、「週に2〜3回程度」は23%、「週に1回程度」は15%で、SNSの利用者は日常的にPR投稿に触れているんだよ!
この影響力を生かして、彼らとタイアップして広告をだす観光業界の方も増えてるんだよ!
「#PR」などと書いてある投稿のことですよね!
そう!インフルエンサーをつかった広告のメリットは影響力が強いことだけではないんだ!
トラベルインフルエンサーは旅行に関心のあるフォロワーを多く抱えているから、旅行情報を需要のあるターゲットに効率よく届けられる!
また、さっきも言ったように今はいろんな旅の楽しみ方が望まれているんだよね。インフルエンサーの投稿は十人十色だから、様々なインフルエンサーを使って多様な角度から情報発信できるのも広告主とっては嬉しいポイントだね!
でも…いくらそのインフルエンサーが影響力を持っていても、PR投稿だと信憑性が下がってしまう心配はないんですか?
そこは心配無用!
全国の男女1,000名を対象に、インフルエンサーや芸能人、まとめアカウントによる通常投稿での商品・サービスの紹介とPR投稿の情報の信頼性を比較する質問では、PR投稿に対し「信頼性は高まる」「信頼性は変わらない」「投稿内容がおもしろい・有益であれば信頼性は変わらない」の回答を合わせると64%となった。このことから、半数以上はPR投稿であることが信頼度に影響を与えないといえる。

出典:MarkeZine,インフルエンサーのPR投稿、全体の64%は情報への信頼度に変化なしと回答【THECOO調査】,「THECOO調べ」
そうなんですね!早速僕も“トラベルインフルエンサー”について調べてみます!
まとめ
今日はありがとうございました!
ウェルネスツーリズム、次の連休で行ってみようと思います!
いいね!ぜひSNSを使って自分に合う楽しみ方を見つけてみてね!
はい!!
早速トラベルインフルエンサーの投稿を見てみたんですけど、本当に多種多様な旅の楽しみ方をしていて、もうすでに迷っちゃってます(笑)
北海道のアドベンチャーツーリズムも捨てがたいし…!
ははは、迷っちゃうよね~
人気のインフルエンサーだと、フォロワーからの信頼も厚く、影響力が大きいから、彼らが紹介している場所は早めに予約したほうがいいかもね!
たしかに!
今日帰ったら早速調べて、なるべく早く予約しようと思います!!
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