肌と共に進化する。ーHAUT(オウ)が届ける新しいスキンケア体験ー
「肌と変わろう。肌と進もう。」をブランドフィロソフィーに掲げ、日常に溶け込むスキンケアを提案する、「HAUT(オウ)」。ブランドディレクターであるCARTA ZERO 新城 稜樹に、開発のエピソードや製品への想いを聞きました。
(聞き手:インターン 森本彩葉)

新城 稜樹(しんじょう りょうき) Profile
ヘアケアブランドの自社EC担当を経験したのちECコンサルタントへ転身。楽天やQoo10を中心に国内外化粧品ブランドのモール内コンサルティングを幅広く担当。
現在はコンサルタントと自社スキンケアブランド「HAUT」のブランドマネージャーも兼務。化粧品3ブランドの運営経験/コンサルタントとして幅広い商材においてモールECの分析業務から実装作業まで従事。
肌の変化をポジティブに――
ブランドフィロソフィーに込めた想い
ーブランドフィロソフィーである「肌と変わろう。肌と進もう。」にはどのような思いが込められていますか?
新城:私たちは「年を重ねることや、環境・価値観の変化によって、人間の深みが増していく」と考えています。これを決してネガティブなことでなく、ポジティブなものに捉えていきたいと願っています。
こういった変化が最も顕著に現れるのが「素肌」です。フィロソフィーには、肌に向き合う時間や変化のプロセスに寄り添う存在でありたいという思いを込めました。このブランドが一番大事にしている「肌と共に進化する」という考えです。

ー各製品の開発にあたり、特にこだわった成分や処方はありますか?
新城:男性特有の肌構造に合わせた処方にした点です。男性の肌に多く見られる、内側が乾いていても、肌の表面はオイリーになってしまう、いわゆる「インナードライ」にアプローチできる成分を選びました。
また、男性でも手に取りやすいオールインワン仕様や、べたつかないテクスチャーにもこだわりました。
ー天然原料を97%使用していると聞きました。どの製品も香りがとてもよかったのですが、これも意識したポイントですか?
新城:HAUTの製品に採用した香りは、心と体をリセットし、スキンケアの時間をリフレッシュのひと時に変えるというコンセプトで選びました。肌に向き合う時間を楽しんでほしいというブランドフィロソフィーに繋がっています。

ーユーザーの声で印象的なものはありますか?
新城:HAUTはメンズ向けスキンケアとして販売していますが、ある女性ユーザーから「夫が購入したけど、自分も気に入って使っている」というお声をいただいたことがあります。HAUTはデザイン性がフィーチャーされることが多いですが、成分や使用感にもこだわっているので、女性ユーザーにも愛用いただいているようです。本製品が旦那さんのライフスタイルに溶け込み、周りの人にまで馴染んでいる証拠とも言える声で、ブランドとしても嬉しかったです。
成分・香り・テクスチャー――
細部へのこだわりが生む“心地よさ”
新城:また、一時期、香りの処方を少し改良したことがあったのですが、この変化に気づいてくださったユーザーがいらっしゃったことも印象的でした。些細な変化にも気づいてくれるほど、この製品が生活に浸透している。HAUTのユーザーがいかにこだわりを持って使用しているかを感じられました。本製品はリピートして買ってくださる方も多いんですよ。
ー根強いファンの方に支えられているのですね。専門家の評価に基づいて選出した「ベストバイ」商品に与える称号LDKもA評価を受賞したそうですね!
新城:そうなんです!
この商品の魅力や成分の良さが、きちんと外部にも評価されたことに受賞の意義があるかなと感じています。日頃から、ブランド運営、商品づくりに真摯に向き合ってきた結果だと思うので、チーム全体もとても喜んでいました。
マーケティング施策の一環として狙って受賞を目指すこともありますが、今回は弊社からの働きかけではなく、純粋に商品そのものが評価されての受賞だったという点にも大きな意味がありました。

ユーザーのライフスタイルに溶け込むデザイン
ー続いてデザインについて、お聞かせください。
新城:「ユーザーのライフスタイルに溶け込む」というブランドのコンセプトがデザインの根底にあります。パッケージデザインはミニマルなタイポグラフィにし、インテリアやファッション、ユーザーそれぞれの生活に馴染みやすいものにしています。
ー商品を購入するとブックレットがついてくるのも、スキンケア製品にはめずらしい取り組みですね。
新城:そうですね。実際に商品を手に取ったユーザーが、購入してくださった後もパッケージやブックレットでブランドの世界観を感じていただけると嬉しいです。商品包装の箱もアートブックをイメージしたデザインなんですよ。

ーインテリアとして機能するデザインで、捨てずに残しておきたくなりますね。
新城:以前、オフラインの展示会でHAUTの商品を飾っていると、遠くにいた方が、本を置いていると思って近づいてきてくれたことがありました。このビジュアルも興味を持っていただくきっかけになっているのかなと思います。
ー一貫した世界観やブランドイメージを保つためにどのような工夫をしたのでしょうか?
新城:オンライン上でもオフライン上でも、ブランドのデザインルールを設けています。これにのっとって、ユーザーがどこでHAUTに触れても、統一した世界観になるようにしています。
機能性とデザイン性、その両輪が新しい価値を生む
ーHAUTならではの強みを教えてください。
新城:機能性とデザイン性を兼ね備えているところです。機能面では、保湿力の高い成分や、べたつかない使用感、一本で完結する使いやすさ。デザイン面では、シンプルながらインパクトのあるビジュアルが特長です。仮に機能性だけがよくても、手に取ってもらえなかったら伝わらない。この両輪が相乗効果を生み、HAUTは、単なる化粧品ではない「新しいスキンケア体験」という独自の価値を提供しています。
ー今後チャレンジしたい展開や領域はありますか?
新城:特にギフト領域は強めていきたいなと考えています。
メンズスキンケアで、「大切な人に何か送りたい」と思った時に、HAUTが選択肢として選ばれるように成長してほしいですね。
ーメンズスキンケア市場の広がりの中で、HAUTが伝えたいメッセージは何ですか?
新城:肌は、その人の生活や環境の変化などが現れやすい部分ですが、変化をネガティブなものとして捉えるのではなく、自分を肯定し、ポジティブなものにしてもらうことが、製品に込めたメッセージです。HAUTと共に、自分自身に向き合う時間や、スキンケア自体を楽しんでもらうような体験をしていただけると1番嬉しいですね。

HAUT(オウ)
「肌と変わろう。肌と進もう。」をコンセプトとし、天然由来の成分とインテリアにも馴染むようなデザイン性の高いパッケージで制作したメンズスキンケアブランド。
HAUT(オウ)WEBサイト:https://hautmens.com/

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