デジタル時代のプロモーション戦略! 映画とSNSの関係

デジタル時代のプロモーション戦略! 映画とSNSの関係

この記事でわかること
SNSの影響力と映画PRへの影響
ー効果的なSNS活用法
インフルエンサーや体験型プロモーションの重要性

目次
1. 
デジタル時代におけるSNSの影響力
2. 公式SNSアカウントの運営
   ・「今日から俺は‼️劇場版」
   ・「キングダム 大将軍の帰還」
   ・「なのに、千輝くんが甘すぎる。」
   ・「花束みたいな恋をした」
3. インフルエンサーの活用
4. OTTプラットフォーム
   ・Netflix
5. 体験型プロモーションとポップアップストア  
   ・「すずめの戸締り」
   ・「品川オープンシアター」
6. まとめ


登場人物
仁くん
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26歳、ある企業のマーケティング担当をしている若手熱血ビジネスマン。
ちょっぴりどんくさいところがあるが、周りから好かれている。

原口さん
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CARTA ZERO|プロダクト事業局|&Social
2021年よりSNSマーケティングに従事。2024年CARTA MARKETING FIRM(現CARTA ZERO)に中途入社、&Socialにてディレクターを担当。美容系商材をメインとしつつ、幅広い業種のインフルエンサー・タレントキャスティング及びディレクション業務を経験している。

デジタル時代におけるSNSの影響力

原口さん

仁君は、休日は何してるの?

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仁くん

映画鑑賞が趣味なので、映画館に行ったり家でNetflixを見たりしています!

原口さん

そうなんだ!そんな仁君にピッタリ!今日はデジタル時代における「映画PR」について話していくよ!

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仁くん

よろしくお願いします!

原口さん

まずは現代のSNSの影響力を知るために、最近のSNS事情を見ていこう。
下のグラフからわかるように、10代から40代までメディアの平均利用時間はテレビよりもインターネットが大きく上回っているね!

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出典:総務省情報通信政策研究所「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

原口さん

次に、「趣味・娯楽に関する情報を得る」のに最も利用するメディア。ここでも、圧倒的にインターネットが使用されているんだ。Z世代では9割を占めているよ。

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出典:総務省情報通信政策研究所「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

原口さん

さらに、インターネットの利用項目を見てみると「ソーシャルメディアを見る・書く」と「動画投稿・共有サービスを見る」の割合がかなり大きいね。

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仁くん

趣味・娯楽の情報収集にはインターネットを使う人が多い。その利用項目は動画サービスやSNSが大多数…ということは…映画情報をSNSから得ている人が圧倒的に多いということですね!


出典:総務省情報通信政策研究所「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

原口さん

その通り!映画の大ヒットにはSNSでのPRが不可欠なんだ!

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公式SNSアカウントの運営

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仁くん

SNSでのPRにはどんな種類がありますか?

原口さん

良い質問だね!今回はSNSを使ったPRを2つ紹介するよ!まずは、公式SNSアカウントの運営。

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仁くん

僕も、TikTokやInstagramで映画の公式アカウントは、見たことがあります!

原口さん

例えばInstagram。「今日から俺は‼️劇場版」公式アカウント(@kyoukaraoreha_ntv)は、約46万人※のフォロワーがいるよ!映画のオフショットや舞台裏を投稿していて、「#今日から俺は」のハッシュタグを入力すると主人公の三橋と伊藤の絵文字がつくキャンペーンも実施していたんだ。(※記事作成時点)

 

また、「キングダム 大将軍の帰還」公式アカウント(@kingdom_movie)では、映画のオフショットや舞台裏を投稿。「#忘れられない戦いが始まる」のタグは、広く認知され、沢山の人がこのタグを使って映画関連の投稿をしていたんだ!(※記事作成時点)

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仁くん

この映画、僕もタグ付けして感想を投稿しました!

原口さん

TikTokでは「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(@chigira_movie)のアカウントがフォロワー数15万人超え※!「3日後に顔出しする胸キュン❤映画」という投稿は、出演者の顔を隠す演出で視聴者を楽しませる仕掛けが行われ、「いいね」が9万以上※ついたんだ!コメント欄では出演者を予想する声が相次ぎ、大いに盛り上がったよ。(※記事作成時点)

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仁くん

SNSでバズる工夫が、映画の認知度向上に繋がるんですね。

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原口さん

他にも、映画の登場人物が実際にSNSのアカウントを運営することもあるんだよ!

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仁くん

え!?どういうことですか?

原口さん

映画「花束みたいな恋をした」の公式Instagram(@mugikinu)では、「麦と絹、2人の5年間の思い出アカウント」として実際に主役の二人がインスタグラムに思い出の写真を投稿しているかのように運営されているよ!

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インフルエンサーの活用

原口さん

続いては、映画系インフルエンサーを活用した方法。TikTokを中心に、様々な方法で映画をPRする動画を投稿しているの!

しんのすけ🎬映画感想(@deadnosuke)さんは「インサイド・ヘッド2」についての投稿をしているよ。映画のあらすじや感想を動画にまとめていて、コメント欄には感想も多く寄せられ、視聴者からの質問に答えるなどもしているよ!他にも 「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の主演2人に、映画にまつわるインタビューをした動画もあり、5万以上※のいいねがついたんだ!(※記事作成時点)

 

フミヤ@映画紹介(@urabanashikun)さんは「ジョーカー2」についての投稿をしているよ。会話形式にして前作にも触れながら、見どころやポイントを動画で紹介。

 

インフルエンサーたちが動画上で感想を伝えるのはもちろんのこと、視聴者も感想を伝え合い、コメント欄が口コミのような役割もしているね。

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仁くん

SNSを通して、面白い紹介コンテンツを見たり、意見を聞いたりすることでその映画に興味が湧きますね。

OTTプラットフォーム

原口ん

関連して「OTTプラットフォーム」にも触れていくよ。OTTプラットフォームとはNetflixやAmazon Prime Videoなど、インターネットを通じて直接コンテンツを配信するサービスのことだよ。

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仁くん

僕も、よくオリジナル配信の映画を見ます!

でも、オリジナル配信映画って、地上波でのテレビCMや番組宣伝をしているイメージはないですね…。どのようにPRしているんですか?!

原口さん

実はOTTプラットフォームの配信映画PRも、SNSを使っているんだよ。

Instagram、X、TikTokなどで映画のティーザーや予告編をシェアしたり、それに伴ってビジュアルやストーリーに合わせたハッシュタグを活用したりするんだ。

短編動画やストーリーをTikTokやYouTubeで投稿し、メイキング映像を公開することもあるよ。

 

たとえば、Netflix JapanのYouTube公式アカウント(@NetflixJP)では、配信予定映画のティザー予告や配信中映画のあらすじ動画などを投稿。登録者はなんと221万人以上※もいるんだよ!(※記事作成時点)

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仁くん

OTTプラットフォームの映画においては、SNSでのPRが認知度の向上にはより大事な要素となるんですね!

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体験型プロモーションとポップアップストア

原口さん

また、映画PRにおける「体験型のプロモーション」も押さえておきたいポイントだね!ファンの関与を深め、SNSでの拡散が期待できるPR方法だよ。ARやポップアップストアなども、SNSでの話題作りが期待できる手段だね。

 

たとえば、映画「すずめの戸締り」では「#ダイジンといっしょ AR写真投稿キャンペーン」を実施。このキャンペーンでは、公式SNSをフォローし、ARフレームを使って写真を撮影。それをSNSに投稿することで映画オリジナルグッズの抽選に応募することができたよ。

「すずめの戸締り」公式TikTokアカウント(@suzumenotojimariofficial)では出演者の2人がARの写真撮影を体験する動画が投稿されたよ。

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仁くん

映画の世界観が、より身近に感じられますね!

ポップアップといえば、私は品川オープンシアターに行ったことがあります!上映作品の世界観や作中に登場するモチーフと現実世界を融合させていて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2&3』の車が展示されていました。もちろん写真をとってSNSに載せました!

原口さん

フォトスポットは、SNSで特に注目されやすく大きな影響が見込まれるね!

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まとめ

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仁くん

デジタル時代における映画PRでは、SNSの影響力が特に重要なんですね!インフルエンサーや公式アカウントの運営は映画の認知度向上には欠かせないですね!

原口さん

SNSでのシェアやコメントが映画のヒットに直結することも多いから、戦略的に活用することが重要だね。視聴者の目に留まるためには、SNSを利用したアプローチが欠かせないね!

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仁くん

これからのプロモーション戦略がとても楽しみです。ありがとうございました!

出典元:総務省情報通信政策研究所「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(https://www.soumu.go.jp/main_content/001017241.pdf)
出典元:映画『キングダム 大将軍の帰還』公式サイト(https://kingdom-the-movie.jp/)
出典元:映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」公式サイト(https://movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie/)
出典元:映画『すずめの戸締まり』公式サイト「#ダイジンといっしょキャンペーン」(https://suzume-tojimari-movie.jp/daijin_campaign/)
出典元:株式会社クオル「『トップガン』『トップガン マーヴェリック』を大迫力スクリーン×超リアルサウンドで!野外シアターイベント「品川オープンシアター Vol.11」 5/20(土)・5/21(日)開催!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000017494.html)

 


CARTA ZEROが提供する「&Social」は、「広告 “&Social”」や「オウンドメディア “&Social”」など、幅広い広告手法や発信媒体を組み合わせ一貫性のあるSNSマーケティングを提供しています。SNS黎明期から様々なインフルエンサープロダクションとのリレーションを築き上げてきた経験を生かし、クライアントのビジネスを進化させるプロモーションをご提案します。特にインフルエンサーのキャスティング力と施策の効果検証が強みで、国内外でタレントやインフルエンサーを幅広く起用しています。また、レポーティングや分析を通じて、クライアントのマーケティング強化に貢献しています。
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