【初心者向け】タイアップ広告とは?タイアップ広告の基本やメリット・デメリットを分かりやすく解説!!

【初心者向け】タイアップ広告とは?タイアップ広告の基本やメリット・デメリットを分かりやすく解説!!

はじめに

今回は、デジタルマーケティングにおいて数多くのブランドが実施している「タイアップ広告」についてご紹介します。
特に初心者の方にとっては、

  • タイアップってどんな目的でやるの?
  • 実際、タイアップをやるとデメリットはあるの?

などなど、色んな疑問があるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、タイアップの目的からメリット・デメリット、実施の流れや成功のコツまで分かりやすく解説していきます!

目次

 1.  タイアップ広告とは?

企業がメディアと提携して行う、宣伝活動のこと

タイアップ広告とは、企業が特定のメディアと提携(タイアップ)して行う宣伝活動のことを指します。広告主がメディアコンテンツ(例えばWEBメディアの特集記事など)と自社の商品やブランドを結びつける形で行われます。記事広告(記事広)と呼ばれることもあります。

タイアップ広告の主な目的は、自社の商品やサービスを特定のコンテンツを通じてターゲットとなる人々に紹介することで、ブランドの認知度を高めたり、商品の販売促進を図ったりすることです。

他の広告手法と比較して、ユーザーが自然にその製品やブランドに触れる機会を設けることにより、宣伝効果を高めることを目指すことができるのが特徴です。

デジタルマーケティングにおける、タイアップ広告の役割とは

デジタルマーケティングでは一般的に、SEM(検索エンジンマーケティング)、ソーシャルメディアマーケティング、ECマーケティング、データ分析など、さまざまな手法とアプローチから成り立っています。

ここにメディアタイアップ広告が加わると、例えばブランディング、商品の認知度向上、ターゲットオーディエンスとの接触、最終的な売上げの向上を目指す広告戦略として、さらなる役割を果たします。

他の広告手法との違いは?

他の広告フォーマットと異なり、タイアップ広告ではコンテンツと広告の間の自然なシナジーを生み出すことができると言われています。

タイアップ広告は生活者にとってコンテンツの一部として消費され強制的な宣伝だと受け取られにくくなるので、生活者に対しより受け入れられやすくなるためです。

生活者の中には広告を避けようとしたり、ストレスだと感じる声も一定数ありますが、メディアタイアップ広告はエンターテイメント性が高いものや、価値ある情報を提供するコンテンツと密接に結びついているため、ユーザーにより自然に受け入れられやすい特徴があります。

さらに、タイアップ広告はインフルエンサーマーケティングとの親和性も高いのが特徴です。特定のメディアやインフルエンサーとタイアップすることで、そのメディアやインフルエンサーのフォロワーに直接アピールすることも可能になり、自社の商品をより魅力的に分かりやすく伝えることができます。

また、デジタルマーケティングにおけるメディアタイアップ広告は、ブランドのストーリーテリングやブランドイメージの形成にも貢献できます。

ストーリーテリングは消費者の感情や共感を引き出す有効な手法であり、その一部としてメディアタイアップ広告を使用することで、より深く消費者とつながることができます。

 2.  メディアタイアップ広告のメリットとデメリット

メリット

  1. ユーザーに受け入れられやすい
    メディアが作成しているオーガニック記事(広告以外の記事)と同じような形式で作成されるため、そのメディアの読者である生活者に受け入れられやすく、より商品への理解を深めることができます。

  2. 信憑性・信頼性を与えられる
    第三者であるメディアが商品を紹介するため、より商品の宣伝内容に対する信憑性や信頼性を与えることができます。タイアップ広告では、媒体社の方やライターが第三者の視点で商品やサービスを体験したことで分かった商品のメリットや魅力を、媒体社の視点から伝えてもらうことができるため、より信頼性のある情報として受け入れられやすくなります。

  3. ターゲットにあわせてユーザー層を絞り込める
    タイアップするメディアのユーザー属性によって、アプローチしたいターゲット層をある程度絞り込むことが可能です。

    タイアップ広告では専門メディアが候補に挙がることも多く、例えばコスメ系メディア、女性ライフスタイル系メディア、ガジェット系メディア、ビジネス系メディアなど、それぞれ専門性をもったメディアを選択することができます。

    専門メディアに訪れているユーザーは、そのジャンルに興味がある人、そのジャンルが好きな人だと言えるため、そのメディアでタイアップ広告を実施することにより、特定の属性に絞り込んで商品の理解促進を図ることができます。

デメリット

  1. 高価な投資になることも
    人気の高いメディアとのタイアップはしばしば金額が高くなる傾向があります。ただ、メディアによってはお試しで実施しやすい「ライトプラン」「シンプルプラン」などコンパクトなタイアップメニューを用意している媒体もあるため、ご予算に合わせたメディア・メニューを探し出すことが重要です。

  2. メディアとのマッチングが難しい
     タイアップ広告で成功するためには、メディアとブランド、商品、サービスが適切にマッチした形でタイアップを行う必要があります。しかし、最適なメディアを選定していくことは時に難しく、金額に対して希望通りの効果に結びつかなかったというケースもあるかもしれません。

    こういった失敗をしないためには、タイアップ広告の実績幅広い媒体・メディア・広告メニューの知識が必要になります。
  3. 出稿までの所要期間が長い
    メディアによって異なりますが、その他の広告施策、例えば運用型広告やバナー広告と比較するとタイアップ広告は企画から掲載までのリードタイムが長くなることが多いです。オリエンテーションから構成案の作成、モデルのアサイン、撮影、インタビュー、初校~最終校までのブラッシュアップまで、1か月~2か月、長い場合は3か月弱かけて制作するタイアップもあります。

    そのため、タイアップ広告を実施する際は、スケジュールに余裕をもって検討を開始することが必要です。

 3.  タイアップ広告の流れ

タイアップ広告の一連のフローの例をご紹介します。

オリエンテーション(掲載開始から約4週間前)

申込が完了すると、媒体社と代理店も含め関係各社が集まる最初の打ち合わせを実施します。このタイミングまでにヒアリング項目を整理したヒアリングシートなど用意し、事前に記入をしてオリエンテーションに臨む場合が多いです。

媒体社やタイアップのメニューによってはヒアリングシートの記入のみで打ち合わせがない場合もあります。

構成案の確認(掲載開始から約4~3週間前)

オリエンテーションでヒアリングした内容を踏まえて、媒体社がタイアップ記事の構成案を作成します。

広告主は、この構成案に対してフィードバックを戻していきます。場合によっては、複数の構成案を提案してもらい、その中から選んでいくパターンもあります。

取材・撮影(掲載開始から約4~3週間前)

タイアップの内容によって取材が発生する場合は、媒体社が取材や撮影を実施していきます。

初校の確認(掲載開始から約4~3週間前)

構成案のフィードバックの踏まえて、媒体社がタイアップ記事の原稿を作成していきます。原稿に対して、広告主側で内容のチェックを入れていきます。

場合によって、広告主側で法務チェックも行うケースもあります。

修正校の確認(掲載開始から約2~1週間前)

広告主からの指摘内容を受けて媒体社が原稿の修正をしていきます。最終校となる場合は、誤字脱字やトンマナのチェックも必要になります。

校了(掲載開始から約1週間前)

広告主からの最終確認が終わり、承諾が下りると校了となります。まれに、細かい誤字などの修正・確認を媒体社に一任する場合、「責任校了(責了)」となる場合もあります。

掲載開始~掲載終了レポート

記事の掲載期間中は、オプションで記事への流入数を増やすための誘導広告の実施や、SNSでの拡散施策を実施するケースもあります。

また、掲載終了後は一定期間の後に、インプレッション数や広告主サイトへの遷移数などをまとめた終了レポートが媒体から提出されることが多いです。レポートをもとに、タイアップ広告の結果を確認していきます。

 4.  タイアップ広告の成功のコツ

最後に、タイアップ広告の成功のためのポイントをいくつかご紹介します。

  1. タイアップメディアの選定
    訴求したい商品やサービスに対して興味関心を強く持ってもらえそうな読者層をもっているWEBメディアを選定します。

  2. タイアップ広告の企画内容
    タイアップコンテンツの内容は、対象となるユーザーにとって有益かつ興味深いものに仕上がることが重要です。商品やサービスの良さを強調しつつ、タイアップ先の媒体特性に合わせ、エンターテインメント性を持たせたりすることで読者の関心を引くことができます。

  3. 分かりやすいコール・トゥ・アクション
    ユーザーがタイアップ広告を見た後に起こしてほしいアクションを明確に決め、そのアクションを取りやすいように設計します。

    例えば、新商品の発売キャンペーンの特設ページに訪問してもらうことを起こしてほしいアクションとする場合は、ユーザーが広告を見ている中で興味をもったタイミングで、特設ページに遷移するリンクを分かりやすい位置や大きさで設置する必要があります。

 

以上のポイントを踏まえた上で、広告戦略を計画することで、WEBタイアップ広告の成功につながります。

 5.  まとめ

タイアップ広告は第三者であるメディアの視点から商品やサービスを宣伝することができ、エンターテインメント性が高いコンテンツに仕上げることもできるため、他の広告フォーマットと比べてユーザーから信頼感をもって受け入れられやすい広告手法であることが特徴です。

一方、制作にかかる時間の長さや確認作業の多さなど、手間のかかる手法である側面もありますが、タイアップ広告はデジタルマーケティングにおける一つの手段として人気の高いメニューとなっています。

KnowHowサイトでは、今後もタイアップ広告の最新トレンドや、ジャンル別タイアップ広告のご紹介も予定していますので、ぜひチェックしてみてください!

 

 

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