Meta広告とは?FacebookとInstagramに配信するMeta広告の特徴・メニューを解説!
1.Meta広告とは?
Meta社が提供するサービスFacebook、Instagramを中心に配信される広告を、Meta広告と言います。
Facebook、Instagramは、昨今では多くのユーザーが一日の中のあらゆるタイミングで使っている、私たちの日常に溶け込んだプラットフォームです。
- Meta広告ってなに?
- Meta広告って何ができるの?
このようなお悩みを持っている方へ、今回はMeta広告の押さえておきたい特徴を解説します!
2.Meta広告の特徴
1.高いターゲティング精度
広告主にとってのMeta広告の最大の魅力は、その高度なターゲティング精度です。
Meta広告は、FacebookやInstagramなどの同社のプラットフォームを利用するユーザー情報を保有しています。
特にFacebookは実名登録制度を原則としており、年齢、居住地、勤め先などのユーザー情報が登録されているほか、プラットフォーム内でのユーザーのアクティビティを基にした興味関心などの情報も集めています。
これらのデータを基に、Meta広告では非常に精密なターゲティングをしています。
例えば、特定の年齢層、地域、性別、興味、行動パターンなどでユーザーをセグメント化し、それぞれに最適化された広告を配信することが可能となります。
これにより、広告主は自社の製品やサービスに最も関心がありそうなユーザーグループに対して、広告をピンポイントで届けることができます。
このような精度の高いターゲティングは、広告の効率性を高めるだけでなく、ユーザー体験を向上させるという効果もあります。
ユーザーが自分の興味や必要に合わせた広告を見ることができるため、無関係な広告による不快感を軽減し、広告に対する否定的な感情を和らげることができます。
2.パーソナライゼーション広告機能
Meta広告ではAI技術と機械学習を活用しており、ダイナミッククリエイティブをはじめとした、ユーザー毎に合わせて自動最適化された広告配信ができる技術を提供しています。
ダイナミッククリエイティブは、画像、動画、見出し、テキストなどをそれぞれ複数パターン設定し、それらの要素をユーザーに合わせて自動で組み合わせて配信する機能です。
その他にも、画像に動きを加えたり、アスペクト比や明るさ、コントラストをユーザーに合わせて自動的に調整することも可能です。
商品カタログを使用して配信する場合は、ユーザーが興味を持ちそうな商品を自動で選択して表示させる配信方法もあります。
このようにパーソナライズされた広告はユーザーに受け入れられやすく、より多くのエンゲージメントやコンバージョンを生み出すことが可能です。
3.フルファネルの配信が可能
配信目的やターゲット、フォーマットを組み合わせることで、認知からロイヤリティの構築までのすべての段階でMeta広告を活用することができます。
例えば認知拡大を目指す場合は、獲得、リーチやブランド認知を配信目的として、faceboook、Instagramのユーザーに広く配信することができますし、
検討段階には、リード広告というMeta内で直接リード情報を獲得できるフォーマットの配信もおすすめです。
そして獲得を目標とする場合では、リターゲティングや後述する類似オーディエンスに配信したり、Advantage+ カタログ広告という配信手法を使って、既存顧客にアップセルやクロスセルを促すことも可能です。
3.Meta広告の配信面
Meta広告では4つのプラットフォームに配信可能です。
1.Facebook
実名登録が特徴のプラットフォームです。
フィード面やストーリーズ面の他、Facebook上のコンテンツの前後や途中に配信するインストリーム動画の配信も可能です。
2.Instagram
Meta広告の配信面の中で今最も勢いのあるプラットフォームです。
Instagramの国内月間アクティブアカウント数は2019年に3300万を突破したとリリースされて以来公表されていませんが、イベント等でその後もかなり数が増えていると明言されています。
特に、ストーリーズやリールといった縦型動画がメインで使われている配信面では、フルスクリーンでクリエイティブを表現できるので、インパクトが大きいです。
また、オーガニック投稿に溶け込んだクリエイティブで配信することで、広告としての違和感がなくユーザーに受け入れられやすいのも特徴です。
引用:ニュースルーム|https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/ (2024-4-10)
3.Messenger
テキストメッセージでのチャットや音声通話、ビデオ通話、などができるコミュニケーションアプリです。
ホーム画面のスレッド一覧やストーリーズに広告を表示することができます。
4.Audience Network
Metaが提携してるアプリ面には配信ができるアドネットワークです。
このような多岐にわたる配置面の中から配信したい面を選択することも可能ですし、全配置面に配信することも可能です。
4.Meta広告のターゲティング
ターゲティングは大きく3つに分けられます。これらを組み合わせたり除外設定をした配信が可能です。
1.コアオーディエンス
年齢、性別、居住地、学歴、ライフイベントなどユーザー自身で登録した情報や、Facebook、Instagram内でのアクティビティを基にしたユーザーの興味関心に基づくターゲティングです。
2.カスタムオーデェインス
Webサイトの訪問者のリターゲティングや、自社のFacebookアカウントやInstgramアカウントのフォロワーへの配信、顧客データをFacebook、Instagramユーザーとマッチさせオーディエンスを作成する手法などがあります。
3.類似オーディエンス
上記のカスタムオーディエンスをソースとし、属性が類似したユーザーのオーディエンス群を新たに作成できます。
指定した国の中で類似していると推測されるユーザー上位1~10%までの拡張度合いを選択できるので、配信ボリュームによってオーディエンスサイズを調整できます。
また、上記のセグメントターゲティングに加えて、ユーザーのプラットフォーム内での行動によって広告が配信されます。
例えばMetaが、動画を長く視聴しやすいユーザーや広告をクリックしやすいユーザーを把握しており、設定されたターゲットの中でも配信目的に合った行動が見込まれるユーザーに配信されます。
5.Meta広告の配信フォーマット
Metaはさまざまなフォーマットを提供しておりますが、ここでは主な広告フォーマットをご紹介します。
画像広告
最もシンプルな形式の広告で、静止画一つにリンク、見出し、テキストを設定できるフォーマットです。
動画広告:
動画一つにリンクや見出し、テキストを設定できるフォーマットです。
カルーセル広告:
最大10枚の画像や動画を一つの広告にまとめたフォーマットです。
横にスワイプすることで次の画像や動画に進みます。各画像や動画にはそれぞれ見出しやリンクを設定することができ、広告主はさまざまな製品や特徴を一つの広告内で紹介することが可能です。
コレクション広告:
一つのメイン画像や動画と、その下部に複数の製品画像が表示されるフォーマットです。
これにより、特定のコレクションや商品シリーズを強調し、ユーザーが興味を持った製品へ直接リンクすることが可能です。
インスタントエクスペリエンス:
モバイルでユーザーが広告をタップするとフルスクリーンで表示される、簡易的なLPのような広告フォーマットです。
画像、動画、テキスト、リンクを組み合わせて、インタラクティブにブランドのストーリーや製品情報を詳しく展開することができます。
引用:MetaビジネスヘルプセンタMetaビジネスヘルプセンター| (2024-4-10)
https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/image
https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/carousel
https://www.facebook.com/business/ads-guide/update/collection
これらのフォーマットと配信目的、配信面などを組み合わせてMeta広告は配信されます。
また、一つのキャンペーンの中に複数のフォーマットを配信するほうが効果が良いとされています。
6.Meta広告でビジネスを拡大させよう!
このようにMeta広告では高いターゲティング精度と配信ロジックにより希望のターゲットに配信可能なうえ、配信目的とオーディエンスと配信フォーマットを組み合わせることで、ビジネスゴールに向けた配信が可能です。
ぜひMeta広告を効果的に活用してください。
弊社は高度な知見や豊富な運用実績により、Meta社よりパートナーとして認定を受けており、また昨年の
Meta Agency First Awards 2023にて2つの賞を受賞をしています。
弊社だからこその高品質なサポートが可能ですので、Meta広告でお悩みごとなどございましたらぜひお問い合わせください!