\待望の新メニュー登場!!/ポイント解説LINEプロモーション絵文字
今回は、2025年4月にリリースが発表されたLINEの新広告メニュー「LINEプロモーション絵文字」について、メニューのポイントなどをご紹介します。
1.LINE絵文字とはなにか
LINE絵文字の概要
LINE絵文字はトークの文章中に気軽に使える小さな絵文字のことです。
感情やメッセージを豊かに表現できるため、LINEスタンプと並んで多くのユーザーに愛用されています。
テキスト(文字)だけでなく絵文字を使うことで、テキストだけでは伝わりにくいニュアンスを相手により分かりやすく伝えることができます。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
LINE絵文字には様々な種類があり、LINEアプリをインストールした時点で登録されている無料のデフォルト絵文字やクリエイターが販売しているクリエイターズ絵文字などの有料絵文字があります。
2025年4月にリリースが予定されているLINEプロモーション絵文字は、企業より広告費を提供いただくことで、ユーザーが無料でダウンロードできる絵文字です。
LINEスタンプとLINE絵文字の違い
LINEスタンプとLINE絵文字は、使い方や表現方法が少し異なります。
1番の違いとしてはテキストメッセージ内で利用できるかどうかという部分になります。
LINEスタンプが単独で使用され、テキストメッセージ内に含めることはできないのに対し、LINE絵文字の場合は、テキストメッセージ内に含めることが可能です。
LINE絵文字の送り方
LINE絵文字をトーク内で使用する方法は以下の流れになります。
トーク画面でスタンプを送付する際と同様に、顔アイコンの[絵文字]をタップします。
左上の顔アイコンをクマアイコンに切り替えると絵文字が入力できます。
テキストメッセージが入力されている場合は、文中に絵文字を挿入、起動していない場合は、スタンプのような形で単独送付されます。4つ以上の絵文字を並べた場合は自動的に絵文字の形で吹き出し内に挿入されます。
2.知ると楽しい!LINE絵文字の使い方
日ごろからLINEのトークで絵文字を利用されている方も多いと思いますが、ここではLINE絵文字の楽しい使い方をご紹介します。
LINE絵文字は二つ以上並べてつなげて使うことができます。
横に並べるだけでなく、縦に並べて使用するなど、使い方は自在です。
つなげて使用することを前提にデザインを制作すると、ユーザーにより楽しんで利用していただくことができ、利用数を増やすことにも繋がります。
デザイン制作の際には注目したいポイントです。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
LINE絵文字は文中の中に挿入することができますが、単体で使うとスタンプのように単独で送付することもできます。
LINE絵文字を横に2つもしくは3つつなげてトークに送信した場合も、スタンプのように大きく表示することができます。
※つなげてスタンプのように送ることができるのは、横並びのスタンプのみ・3つまでになります。4つ以上は吹き出し内に絵文字として挿入されます。
3.広告メニュー「LINEプロモーション絵文字」について
メニュー概要
LINEプロモーション絵文字は、広告主様が自社のオリジナルLINE絵文字を、LINEアプリ内経由で無料提供できる広告商品です。
ダウンロードされた絵文字が、ユーザー間のコミュニケーション内で活用されることで、企業プロモーションにつながります。またLINE公式アカウントの友だち数の増加にもつながります。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
2025年4月にリリースされるメニューが、LINEスポンサード絵文字です。
LINEスポンサード絵文字のスペックは以下の通りです。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
制作期間を含め、リリースまでの目安は2か月半程度のメニューです。
お申し込みや入稿などの詳細はぜひお気軽にお問い合わせください。
プロモーション絵文字の特徴
LINEスタンプを日ごろからご利用されている方も多いと思いますが、実は送信ユーザー数について比較すると、LINEスタンプよりLINE絵文字の方が多いという調査結果があります。
既存の広告プロダクトのLINEプロモーションスタンプでは獲得できなかったユーザーを獲得するチャンスがある新商品と言えます。
また、LINEプロモーションスタンプでは実施ができない商品単体表現などのPR表現が可能になる点もプロモーション絵文字の特徴となります。
(引用:LINEヤフー社提供プロダクト補足資料)
LINEプロモーションスタンプを繰り返し実施されているアカウントなどは、一度プロモーション絵文字を実施してみると新しい層の友だち獲得につながる可能性もある待望の新メニューとなります。
プロモーション絵文字制作のポイント
最後にプロモーション絵文字を実施する際に気を付けたい制作のポイントを以下の3つに分けてご紹介します。
- どんなキャラクターで制作するか
- クリエイターコラボについて
- デザインで気を付けたい点
どんなキャラクターで制作するか
まずはどんなキャラクターで絵文字を制作できるかという点をご説明します。
有料販売する絵文字と違い、プロモーション絵文字は多くの世代のユーザーが利用することを想定する必要があり、少し審査基準が異なります。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
クリエイターコラボについて
また、自社のキャラクターがいない場合でも絵文字の作成が可能です。
プロモーション絵文字は、オプションとしてクリエイターコラボを発注することができ、LINEアプリ内で人気のクリエイターとコラボした絵文字を作ることができます。
以下がコラボできるキャラクターの一例です。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
LINEアプリ内で人気の高いキャラクターを利用して絵文字を作ることで、ダウンロード数や利用率を高めることができます。そのため、自社キャラクターがいる場合でも、初めての実施の際には特にクリエイターとのコラボがおすすめです。
デザインで気を付けたい点
最後にデザインするうえで気をつけたい点を簡単にご説明いたします。
キャラクター選定の項目でもお伝えしましたが、有料販売の絵文字とプロモーション絵文字では、絵文字で表現できるバリエーションに関しても審査基準が異なります。
表現において注意が必要なのは、以下の例です。有料販売絵文字では一部許可されているものがありますが、プロモーション絵文字ではNGとなっています。これらのポイントを押さえて制作を進めることが重要です。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
文中の絵文字利用の際は、小さいクリエイティブとしてトーク画面で表示されるため視認性が特に重要になります。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
デザインの意図として、余白を設けることでサイズ調整が可能となっていますが、あまりに小さいと判断されるとNG表現になってしまうため注意が必要です。
最後に、絵文字はつなげて使えるという部分が特徴ですが、ユーザーがつなげて使えることに気がつかないと繋ぎ表現としての絵文字利用は増えていきません。
(引用:LINE プロダクト 媒体資料)
パッケージとして並べる際には、ユーザーがぱっと見て繋ぎ表現とわかるように配置することがポイントになります。
まとめ
今回の記事では、2025年4月にリリースされるLINEの新広告メニュー「LINEプロモーション絵文字」について、メニューのポイントなどをご紹介をご紹介しました。
待望の新メニューとなりますので、これからも新しい情報が入った際には随時お伝えをさせていただきます。
CCIでは、このほかにも各種LINEメニューのご支援を行っており、既存メニューにおいては多数の実績がございます。LINEの広告運用、各種LINEメニューに関するお悩みやご不明点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。