Meta「パートナーシップ広告」【入門編】仕組みや事例を徹底解説

Meta「パートナーシップ広告」【入門編】仕組みや事例を徹底解説

本記事では、パートナーシップ広告【入門編】として、パートナーシップ広告の概要や事例、注意点などをご紹介いたします。広告コードを使った具体的な設定方法や承認関連などはパートナーシップ広告【実践編】でご説明いたしますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。

目次

パートナーシップ広告とは?

 Metaにおけるパートナーシップ広告(旧名称:ブランドコンテンツ広告)とは、広告主とクリエイターが協業して配信する広告のことです。広告主・クリエイター両方のアイコンを表示して透明性高く広告配信ができるなど、それぞれにメリットが生まれる広告配信方法です。

 パートナーシップ広告は、アッパー、ミドル、ローワー全てのファネルに対して効果が期待できるとされています。たとえばアッパーファネルに対しては、クリエイターの拡散力によって認知の拡大が期待できます。また、Metaの調査では71%のユーザーがクリエイターのコンテンツを見て数日以内に商品を購入したことがあるというデータが発表されており、ミドル、ローワーファネルにも強いことが分かります。

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(2024-06-12 House of Instagram投影資料)

タイアップ投稿との違いは?

パートナーシップ広告はタイアップ投稿と混同される場合が多いですが、最も明瞭な違いは「広告」か「オーガニック投稿」かどうかです。パートナーシップ広告は「広告」の表示となり、オーガニック投稿であるタイアップ投稿は「○○(広告主名)とのタイアップ投稿」の表示となります。

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広告主とクリエイター、それぞれのメリット

クリエイターとブランド双方のアカウント名義で出稿できることが大きな特徴のパートナーシップ広告ですが、これによって生まれるそれぞれのメリットをご紹介します。

広告主のメリット

・クリエイターと連携してコンテンツを作成するので、広告のパフォーマンスを高められる。(特にリール制作にハードルを感じている企業には、動画制作に慣れているクリエイターと連携することで投稿の質を向上できる。)

・「広告」として投稿することで、アカウントの透明性を高められる。

・パートナーシップ広告と併せてオーガニック投稿を行うことで、クリエイターのフォロワーにもリーチを広げられる。

・広告パフォーマンスの測定を行うことができる。

クリエイターのメリット

・普段はリーチしないユーザーに対しても投稿を表示できるため、アカウントのリーチを拡大できる。

・「広告」として投稿することで、アカウントの透明性を高められる。

パートナーシップ広告における二つの配信方法

パートナーシップ広告には大きく分けて二つの配信方法があります。

一つは、オーガニックでのタイアップ投稿を広告化する方法。もう一つは、広告マネージャ上に素材を直接入稿する方法です。ただし、配信方法が異なるのみで基本的にはどちらも同じ「パートナーシップ広告」となります。 二つの配信方法の違いや設定方法が知りたい方はパートナーシップ広告【実践編】をご覧ください。

パートナーシップ広告の事例紹介

パートナーシップ広告でパフォーマンスを向上させた二つの事例をご紹介します。

資生堂の事例では、全体の広告配信の内のパートナーシップ広告の割合を拡大して配信を行いました。その結果、パートナーシップ広告とブランド広告両方に接触した人々は好意度リフトが高くなり、相乗効果が確認されました。この事例では、特にアッパーファネル、ミドルファネルに対して効果を発揮した事例といえます。

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(2024-06-12 House of Instagram投影資料)

マキアージュの事例でも同様にパートナーシップ広告の配信比率を増やした結果、購入意向リフト、ブランド好意度リフト、会話量リフトの三つの項目でリフトが向上しています。アッパーファネルからローワーファネルまで、幅広いターゲットに対し高いパフォーマンスを発揮した事例となっています。

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(2024-06-12 House of Instagram投影資料)

パートナーシップ広告の注意点

パートナーシップ広告を出稿するにあたって、いくつか注意点があります。

企業とクリエイター間で広告使用の明確な契約を結ぶ

パートナーシップ広告は、広告主とクリエイターの両者の承認によって成り立っています。配信前に広告の配信期間や権利などについてすり合わせておき、契約を結ぶことでトラブルを防止しましょう。

広告主はパートナーシップ広告のエンゲージメントを管理できない

広告主は、パートナーシップ広告についたコメントを広告主側で消去、返信することはできません。広告配信中のコメント管理についても企業とクリエイター間で対応方法を取り決めておくことを推奨します。

パートナーシップ広告で協業するクリエイター選び

いざ始めようとしても、どのクリエイターと協業すればよいか分からない企業様も多いのではないでしょうか。CCIでは広告配信だけでなく、クリエイターのアサインも行っております。広告配信とオーガニック投稿を掛け合わせた設計に関しても実績がございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回の記事では、パートナーシップ広告の概要から事例などの入門編の内容をご紹介しました。
CCIでは、今回ご紹介したパートナーシップ広告のご支援を行っております。先述した広告とオーガニック投稿を掛け合わせたプロモーション施策やエラー対応など、多数の実績がございます。

上記以外にもCCIMetaチームでは、Metaプラットフォームでの広告運用はもちろん、Metaに関する多種多様なご支援を展開中です。ご興味のある企業様はお気軽にお問い合わせください。

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